2008年7月 4日

[vine-users:078540] Re: 印刷ができなくなりました

馬場崎です。
自分もよくプリンタ回りでてんてこ舞いします。
それなのに職場でWindows機のプリンターの設定で頼られたりするわけですが、
さて、
そうした経験から確認ポイントを並べてみたいと思います。

■確認の三要素
1.プリンター本体 …… 今回はたぶん正常ですね。

2.経路 …… 常に疑わしい部分です。
3.PC側(ハード・ソフト) ……
ハードウェアとしては出力のポートが、
ソフトウェアとしてはドライバが、
それぞれ確認の対象になります。

これらについて、問題の原因では無い部分(正常な部分)を切り離していく事で、
原因を特定し、問題を解決できると思います。

一例であり、強制するものではありませんが、まずはブラウザで cups の
コントロールを開いてみたらどうでしょう。
http://localhost:631/
動作中の cups が、設定を実際にどう認識しているか見えると思います。
その上で、ドライバを疑うか、出力先を疑うか、あるいは経路を疑うか、
その確認の順序を判断されてください。

■(例)推測されるケース
※以下は体験を元にした様々なケースの事例です。参考程度にお読み下さい。

*プリンタが停止状態になっていた。
--> 印刷失敗、あるいは電源回りか何かの要因で、プリンタが[停止]状態に
切り替わり、ジョブが山のように溜っていた。アプリケーション側からは
正常に印刷が完了したように見える。cups から「プリンタ開始」して対応。
(もちろんジョブは削除)

*ジョブが詰まって(?)いた
--> 今でもたまに起きるので油断がならない、個人的レアケースのトラブル。
印刷は正常に終了するも、何も出てこない、cups のコントロールを見ると、
実行 3% くらいでずっと止まっている。ジョブを削除して、プリンタ側、
プリントサーバーを再起動して、テストプリントしてみると直ることが多い。
原因が分からないので対処療法。

*ポートが変更されていた。(Vine-MLで既出)
--> usb の 1 で設定して使っていたのに、他のUSB機器を接続したあたりから
プリンタが usb の 2 になったりする事があり、安定して印刷できなく
なった。udev の認識に手を加えたり(印刷用の仮想ポートを作る)、不要な
USB機器を外すなどして対応。
(確認については /sys とか dmesg コマンドで)

*ドライバが非対応
--> メーカー提供のドライバのVineLinux版を使っているが、一部バグがあり、
印刷のモードによっては白紙が出る、または、何も出てこない。自己責任で
メーカー製の最新ドライバを入れて対応。

*経路が遮断
--> 無線LANプリンタポートを導入して印刷していたが、セキュリティを変更した
時に接続できなくなった。(WEPからWPAなど) 一度元の設定に戻し、プリント
サーバ、アクセスポイント、PC側の三つを順序よく設定することで対応。また、
アクセスポイント機器のオプションによっては、プリントサーバーが接続不能
なものもある。

*経路が遮断2
--> 10mのUSBケーブルを使用していた。ある日突然印刷できなくなり、原因は断線
だったが、ケーブルを疑うのを後回しにしていたので対応が遅れた。1.5mの普通の
ケーブルで対応。プリンタ機器の位置も変えた。その後、ネットワーク印刷に変更。

*経路が遮断3
--> ip アドレス関連のエラーでネットワークプリンタが使用不能になった。この時の
根本原因は深夜の落雷停電によるサーバーの不調。サーバー点検の後、全クライアント
のアドレス再取得(Windows機での「修復」の事)で復帰。と、思ったら一部のHUBが
故障している事も分かった。

……と、並べてみました。
提示された設定を見ただけでは、まだなんとも分かりません。
Vineのインストール機を用意して ubuntu と比較されたようですが、対照実験としては
もっと細かい(ハードの認識やポートの割り当て)部分を探る必要もあるとおもいます。
「まさかこんな所まで」というのを疑ってみるのも効果があるかもしれません。

■別の話。(ネットワークプリンタの話題がありましたので)
プリンタ共有のために公私共にネットワークプリンタを使っています。メーカーによって
若干違いがありますが、だいたい次の流れで実行できます。
※僕が個人的にネットワークプリントを好む理由は、経路をブラウザで確認できるから、
というものもあります。経路の問題を除外できるだけでも点検がすごく楽になるもので。
(↑プリンタはトラブルを起こすものだと決めてかかっていますな……^^;)

1.プリントサーバーとの接続確立。
2.プリントサーバーのアドレスをブラウザから開いて「システム情報」や「デバイス情報」
またはあるならば「ポート名」を読み取る。
3.プリンタドライバの準備。
4.準備したドライバと、デバイスURI lpd://*プリントサーバーアドレス*/*ポート名* で
cups を 設定。(lpdの場合) ポート名が明示されていない場合は LP1、P1、LPT1 あたり
が使える。
5.テストプリント。

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ZON or MaruArt.
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投稿者 xml-rpc : 2008年7月 4日 10:00
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