2006年1月 8日

[users 6304] Re: パーティーションミス??

奥山です。

文章書きと言う「ストレスの溜まる」仕事をしている最中に、こんな生贄が
(^o^)。

>>>>> "jnj" == jj@xxxxx ne jp <jj@xxxxx> writes:
jnj> /dev/sda1の容量が100%なんですけど、
jnj> これってやばいですよね(汗
jnj> /dev/sda1は/(ルート)なので/etcとかもこのパーティーションに保存されます
jnj> よね?

jnj> インストールで間違ってるような。。。。

jnj> $ df
jnj> /dev/sda1 264445 264418 0 100% /
jnj> /dev/shm 1544624 0 1544624 0% /dev/shm
jnj> /dev/sda7 1890676 288320 1504764 17% /home
jnj> /dev/sda6 949204 18684 881524 3% /tmp
jnj> /dev/sda8 14192416 3341552 10118304 25% /usr
jnj> /dev/sda9 55851232 723572 52244800 2% /var

一番最初にパーティションをデザインした段階で、豪快な間違いを犯してい
ますね。 / を過小評価しすぎです。256Mbyte しかないってアリエナイ。

しかも /boot がない。

という事は、この状態では OS が起動するためには / 上にある全ての情報
が必要になる、という事です。

directory : ここを読めないと....
/etc : 他の partition のmountすらできない
/lib : 起動時に利用するプログラムの大半が動かなくなる
/boot : kernel はここにいる
/ : 他の partition の頂上に君臨するのですから、
これなしでは何も始まらない。

のに、/ が一杯だと言うことは、ほぼ確実に何も出来ません。


jnj> 回避策はありますでしょうか?
jnj> セットアップも終わっているため再インストはかんりきついです汗

きつかろうがなんだろうが、やり直しですな、これは。

/etc や /var, /home などのファイルの内、必要なものをバックアップでき
るように、「何が変わったのか」トラックできていれば話は簡単なんですが、
ほぼ確実にそんなことはやってませんよね。


ついでに言うと、単にインストールの問題ではありません。


jnj> /dev/sda9 55851232 723572 52244800 2% /var

/var が 55Gbyte も割り当てられています。
これはメールサーバーか何か?

もし、メールサーバーだと言うのであればこのデザインはまだおかしい。
Mail スプールは別 disk に切り出しておきましょう。いつでも拡張できる
ように。

# SATA Raid 1-0 外付けボックスの値段がものすごい勢いで下がっています。
# 私の隣のブースの DBMS チームもこの間10Tbyte の箱を2つも作りました。
## お陰で私が使える電力が逼迫しすぎてて、予定している実験が出来ません。
## それはともかく。
# ようするに Storage の値段が下がっていると言うことは、一人当たりの
# 容量を増大せよ、というプレッシャーがすごい勢いでやってくる、という
# 事です。


jnj> /dev/sda8 14192416 3341552 10118304 25% /usr

/usr が 14Gbyte しかありません。確かに FreeBSD とかと違って、RedHat
系 distro は /usr/local を消費しないという特徴がありますが、代わりに
/usr 直下を乱費します。もし、新しいソフトを入れまくりたいならば、容
量が不足しすぎています。


これが何を意図したサーバなのかは知りませんが、私ならば

/
/home
/var

だけにします。/tmp, /usr は / の支配下としパーティションを分けません。

/home, /var は、容量増大要求が出る2台ディレクトリでしょうから、これ
はいつでも分けられるように(それも別デバイスにできるように)分離します。

そして、 / に「現在割り当てられる限りのリソースを」割り当てます。
そして、とっとと廉価 Raid の値段を調べにかかります。

そして何よりも:

jnj> 回避策はありますでしょうか?
jnj> セットアップも終わっているため再インストはかんりきついです汗

Fedora の Life Cycle をまじめに考えましょう。

このサーバの寿命を6ヶ月と考えているのならば別に構いませんが、
そうでないならばそもそも使う distro を間違っています。


あぁ、なんか反論が聞こえそうだからもう少し「正確に」言おう。

『この程度のレベルからして間違うようなミスをしない人で、
なおかつ自分で distro を1本まるまる管理できるような腕と、
時間とを持ち、かつ給料の安い人ならば』

別に Fedora でサーバを立てても構いません。そんなあなたなら、Fedora
のサポートが切れた後も、自分でセキュリティパッチ等含めて管理できるで
しょうし、コストも見合うでしょう。

# その代わり、転職をお勧めします。給料が安すぎ。
# 私の勤め先も常時募集してるよ (^o^)。

今回は間違いなく、

「パーティション容量の予測」のために一度システムを
一度構成してみて、ダミーデータを全部入力してみる

というまじめなシステムを構築する上で絶対必要な作業をしていません。こ
ういう「おっちょこちょい(ものすんごく気を配った、優しい表現)」な人は、
Fedora でサーバを組んではいけない。

・Daily に発生するupdateをちゃんと上げないと、Security などの穴が
どこにあるか判らないが、まず間違いなくそれはやらないだろう。
(全 package の security advisory を毎日調べる人が、partition レベ
ルのミスをするわけが無い)

・Daily に発生する update を上げればいいんだろう、と考えて、今度は逆
に cron で yum -y update を毎日動かしかねない。
(昨日までの版との互換性がちゃんと取れてるなんて、誰が約束したんだね?)

・Fedora4 が「永遠に」サポートされるに違いないと勘違いしている。
( 実際にはサポートは15ヶ月間続くことさえないのですよ。それも「最初
のリリース日から」勘定しても。)


というわけで、根こそぎ入れなおしがよいと思います。

あぁ、もちろん、同じ事を繰り返してはいけませんよ?

新しく distro を入れなおしたら、セットアップやユーザー登録をやる必要
があるでしょうが、そんなのを手でやり直してはいけない。

自動化を考えましょう。折角「デジタル化」されたデータは今、手元にある
のだから(新しく partition をきりなおした瞬間に消えるけどね)。

自動化のためのスクリプトやデータも含めて、CD-R に焼けば、復旧は
(時間はかかっても)人手はかかりません。
----
奥山 健一[煤背会:No.0x00000001]
#URL http://www.dd.iij4u.or.jp/~okuyamak/
# http://developer.osdl.jp/projects/doubt/
#今日のお言葉『自己組織化』:要するに、昨年末の本の山の事だな。
#ごく一部を片付けようとしたら、残りの部分が崩れてきて山の構造を
#再構成しやがった…。
_______________________________________________
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users@xxxxx
http://fedora.jp/mailman/listinfo/users

投稿者 xml-rpc : 2006年1月 8日 03:37
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