2008年7月12日

[ubuntu-jp:912] Re:MLのスレッドを繋げたいと思った理由について

Hasegawa さんへ

こんばんは。edry(えどりぃ)です。


今回の件についての反省を踏まえて、メールのスレッドについて調べてみました。

スレッドを繋げることに関して簡単な説明をすると、メールは一つひとつが独立した

情報の塊であり、各メールヘッダーに識別できる情報があるならそれを元にスレッド
として繋げることができます。

具体的な識別情報としての例を挙げると「Message-ID」や「Subject」などがあり、
また、スレッドを繋げるために利用されるヘッダーの例としては「In-Reply-To」や
「References」、そして「Subject」などがあります。

例えば、メールヘッダーのMessage-IDに識別情報があったとして、それに対する返信
をするとき、ヘッダーのReferencesにその識別情報をつけることで実現します。

初め→ Message-ID: 4874443B.8020905@xxxxx
返信→ References: 4874443B.8020905@xxxxx

この関係から、返信時のメールが初めのメールを参照していると判断できるため、
スレッドとして繋げることができます。

「Subject」を利用した場合だと「初心者です!」と「Re: 初心者です!」という
二つのメールが「Re: 」を除くと同じ件名となることからスレッドで繋げること
ができたりします。

# 注意してください。上記は"例"を挙げただけです。


以上のことから、スレッドを繋げる方法は一つではなく、そのために利用される
ヘッダーも様々であるといえます。

また、メールを作成したり送信したりするメーラー(MUA)は様々あり、これらの
ヘッダー情報をメーラーがつけるのかメールサーバー(MTA)が付けるのかなども
関係してきます。

ML管理システムのMailmanを適切に設定した上で、利用者に分かりやすい利用方法を
示すならば、ある程度のスレッドは繋げられそうですが、メーラーなどの仕様や設定
によっては"スレッドを繋げるために利用したいヘッダー情報が無いこともある"ので、
その場合はどんなに頑張っても自動的には繋げられません。

要は、スレッドはそのメールを管理するシステム(またはメーラー)がどのような条件
をスレッドとみなすかによりますので、その条件を満たすメールでなければぶら下げ
ることができないということです。


先日私がMLのスレッドを繋げることに対するお願いをしましたが、より正確で誤解の
ない表現をするならば、上記の仕組みに関する説明と、そうしたい理由を述べた上で、
「参加したい話題のメールに対して返信をするとスレッドがうまくつながるかも」と
提案して、スレッドを繋げられるか確認しておけばよかったのかしれません。

そうすれば、初めからどの程度のことができるのかが見えるので、無理を押し付ける
ようなことにもならないでしょうから。

私はそれほど手間をかけずに、気楽にできる範囲でスレッド繋げたり内容をまとめて
いたりしますので、協力してほしいと思うのもその程度のことです。

しかし、私がそうしたことを自発的にするということと、他者に対して協力を求める
のでは訳が違います。

なので、今回の反省点をまとめると要望として受け止められるよなやり方ではなく、
相談として話を持ちかけるべきであったと思います。

ご迷惑をお掛けしました。

以下は、今回調べる上で参考にしたところです。

Mailman, GNU メーリングリスト管理システム
http://mm.tkikuchi.net/

Message-ID に関する考察(第三版):改訂作業中
http://www.emaillab.org/essay/message-id.html

[mmjp-users 2262] Subject による書庫のスレッド化
http://mm.tkikuchi.net/pipermail/mmjp-users/2008-January/002262.html
http://mm.tkikuchi.net/pipermail/mmjp-users/2008-January/thread.html#2262


以上。


投稿者 xml-rpc : 2008年7月12日 21:42
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