2011年1月26日

[ubuntu-jp:3337]ディストリビューション間の垣根 (was: Re: root(スーパー)ユーザーについて)

松本@openSUSE です。:-)

# こんなこと書いてる暇があるんなら他にいくらでもやることあるだろ?
# という状況なんですが。(^ ^;)

m.umeda@xxxxx wrote:

> On Tue, 25 Jan 2011 23:36:34 +0900

> Jun Kobayashi <jkbys@xxxxx> wrote:
>
>> Ubuntu Japanese Teamの小林です。
>>
>> (2011年01月25日 19:03), m.umeda@xxxxx wrote:
>>> 梅田です。
>>>
>>> On Tue, 25 Jan 2011 18:04:13 +0900
>>> Munehiro Yamamoto <munepixyz@xxxxx> wrote:
>>>
>>>> こんばんは、山本@Project Vine です。
>>>
>>> Vineではいつもお世話になって居ります。お名前はかねがね存じて居りま
>>> す。しかし、ここはUbuntuのMLですので、Project Vineは名乗らない方が賢
>>> 明と存じます。
>>
>> これは的外れで、失礼な指摘です。
>
> そうかもしれません。しかし、ディストリビューション選びだけでなく何かを選
> 択する際、その方の嗜好、価値観が如実に出ます。小林さんはオープンソースに
> 対し、深い理解と信念をお持ちです。ですから、プロジェクトVineの山本さんの
> 投稿を歓迎出来る懐の広さがあるわけです。ですが、Ubuntu批判に取られかねな
> い、本件は慎重に言葉を選び、多くの一般ユーザーの方の気分・人格否定
> (Ubuntuを選ぶに至った嗜好・価値観の否定につながりかねないので)にならな
> いよう配慮しました。

えーっと、このスレッドの中でどなたか「Ubuntu批判に取られかねない」ような
ことを言われてます? 関西風の澄んだうどんつゆの方が好きという人もいれ
ば、関東風の醤油ベースの濃いつゆでないと食べる気になれないという人もい
る。TOYOTA の車に乗っている人に向かって「自分はずっと NISSAN に乗ってい
る」と言ったからといって、それがすなわち相手に対する人格否定にはならない
のと同様、大切なのは、発言の背後に他者に対する侮蔑の気持ちが込められてい
るのか否か。自分でもそれと気付かないうちに他人に不快感を与えていないかど
うか気にするというのは悪いことではないですが、「自分も他人に不快感を与え
ていることはあるだろうから、他人から不快な思いをさせられたとしても、多少
のことは許そうじゃないか」と考えられるようになれた方がきっと幸せですよ
ね。:-)

>> 主に他のディストリビューションのコミュニティで活動されている方に、
>> Ubuntuの MLへ投稿して頂けることは非常にありがたいことです。ディストリ
>> ビューションの違いなど関係なく協力しあうことの良さを広める意味でも、名
>> 乗って頂くべきだと考えます。
>
> では、一般ユーザーはどうでしょうか?深い技術力と、見識とを持たない(もち
> ろん一般ユーザでも、そう言うものを持ち合わせている可能性を否定するもので
> はありませんが)一般ユーザーが「私のメインディストリビューションはVineな
> のですが、Ubuntuのrootは去勢されて居り、UNIX/Linuxの伝統からは大きく外れ
> ていると考えます。又は、manがほぼ英語であり、Emacs始め、多くのアプリケー
> ションの日本語化が進んでいない云々・・・しかし、これらはUbuntuのディスト
> リビューションの基本ポリシーなので素直に従うべき云々・・・」という具合に
> 言っていたら、そう言う意見も建設的意見として耳を貸して下さるのでしょうか
> ?

まぁ、いちゃもんはいちゃもんとして理解され、多くの場合はそのままスルーさ
れるだけでしょう。スルーされないのであればフレームになってしまうか、議論
のうえ何らかの形で意見、アイデアが反映されていく…前者であれば結果から見
て「非建設的だった」ということになり、後者であれば結果から見て「建設的
だった」となります。

> こうした意見の中に改善すべきは改善し、見直すべきは見直すという観点を持
> ち合わせていらっしゃるのなら、ご立派。何も小林さん自身には申し上げること
> はありませんが、そうでない方もいらっしゃる訳で、そう言う方々への配慮とし
> て、プロジェクトVineのメンバーのみならず、メインディストリビューションは
> Vineですとも言わないのが、(多数の啓蒙されていないユーザーも居るかも知れ
> ないと言う配慮として)礼儀と考えます。失礼ながら小林さんの言葉には
>
>> 主に他のディストリビューションのコミュニティで活動されている方に、
>
> この中にリナックス一般ユーザーが含まれているのか居ないのかで随分意味合い
> が違ってきます(私には後に続く文章”ディストリビューションの違いなど関係
> なく協力しあうことの良さを広める意味でも、名乗って頂くべきだと考えま
> す。”から解釈して肝心な一般ユーザーへの配慮がごっそり抜け落ちているよう
> に思えます)。小林さんの脳裏にはそう言う一部の知識ユーザーや開発陣への敬
> 意は感じとれますが、どんなレベルのどういう方が読むか分からないMLでの発言
> としては、山本さんの配慮が欲しかったと考える次第です。小林さん流に言えば
> 小生もVineドキュメントチームにてお手伝いさせていただいている者です。

よく分からないんですが、実在するのかどうか分からない仮想の「一般ユー
ザー」のことは置いておいて、梅田さん自身は過去そういう「自分がメインで
使っているディストリビューションの ML に他のディストリビューションをメイ
ンで使っている者がしゃしゃり出てきて不快な思いをした」という経験があるの
でしょうか? もしそうであるならば仮想の「一般ユーザー」がどうこうでな
く、ご自身の気持ちとして「不快である」と意思表示された方がいいと思います
よ。また、自分のことではなく「不快に感じている人がいるということを知って
いる」のであれば、むしろそういう人たちに「他のディストリビューションを
使っている人からも注目されているディストリビューションを使っているわけだ
から、それを誇りに思おうじゃないか」と声をかけてあげてください。

>> #私は他のディストリビューションのMLに全く投稿していないので、忸怩たる
>> #思いでこれを書いています…

首を突っ込めるようなネタが投入されることはほとんどないと思いますが、そう
思われているようでしたらいつでも openSUSE に遊びに来てください。:-)

>>> 「Ubuntu。何故、こんな素晴らしいOSが有るのにプロジェクトVine(ここ
>>> で、山本さんのメインディストリがVineだと分かってしまいます)のメン
>>> バーが来るんだろう?・・・もしかして梅田もVineユーザーか(って事で私
>>> がVineユーザーだと言う事も分かってしまいます)?気分的にUbuntuな方々
>>> には不愉快な思いをされる人が居るかも知れません。

もしかしても何も、ご自身のメールのヘッダを眺めてみましょう。しっかりと

User-Agent Sylpheed 3.0.2 (GTK+ 2.16.5; x86_64-vine-linux-gnu)

とありますよ。;-)

>> もし不愉快に思われた方がいたすれば、オープンソースソフトウェアがどのよ
>> うに開発されてきたかご存知ない方でしょう。無意味に派閥を作って協力を否
>> 定する姿勢は、コミュニティの発展を妨げます。
>
> 一つのご見識としては伺っておきます。ここが特定のディストリビューションの
> 開発に関わる方だけで議論する場であるのなら、小林さんのご意見も立派なご見
> 識だと考えます。そういうものまで否定しようとは思って居りません。

昨年10月にドイツのニュルンベルクで開催された openSUSE カンファレンスのメ
インテーマも「Collaboration across borders - 垣根を越えた協力」でした。
オープンな標準とそれをベースとした個性はどちらも大切なものです。上で自動
車の例を出しましたが、ブレーキやアクセルの位置がメーカーごとに異なってし
まったら、乗る人にとってこれほど不便なことはありません。共通仕様にできる
部分はできるだけ揃えた上で、外見にこだわる、燃費にこだわる、内装や居住性
にこだわる…など、メーカーそれぞれが付加価値を追加していくーーこれが多様
性であり、選択肢が多くなることが結局は乗る人にとっての利益となっていく。
私の知る限り、それぞれが最高の Linux ディストリビューションを目指しては
いても「世界制覇」だとか「他のディストリビューションを駆逐する」ことを目
標に掲げているディストリビューションはありません (あったらあったで、それ
もまた多様性ということで面白いとは思いますが… :-D )。

私自身は openSUSE にかなり首を突っ込んでしまっていたりするわけですが、
アップストリームのソフトウェアの日本語化も手伝っていたりします。そうする
ことで、openSUSE のみならず、Ubuntu を使っている人、Vine を使っている人
のお役にも立てる。それぞれが切磋琢磨して個性を磨いていくのは悪いことじゃ
ないですが、同じことをそれぞれがてんでバラバラにやっていくより、協力でき
ることは協力していった方がはるかに効率的です。そして、「自分 (たち) さえ
良ければそれで良し」という考え方は、おそらく FLOSS を支える考え方の一番
対局となる考え方だと思います。

こうやって、役に立たないどころか単なるスレ汚しにしかならないことは重々承
知の上で投稿しつつ openSUSE を名乗っているのは、もし何か「一緒にやりま
しょうよ」というアイデアが出てきたとき、お互い気楽に誘える雰囲気を作って
おけたらいいな、という私の思いからのものです。「くだらないことをグダグダ
言ってるんじゃねぇよ」と不快に感じられる方がいらっしゃいましたら、どうぞ
生ぬるく寛容な心でスルーしてください。

# 現実逃避はここまでにして、やらなければいけないことに戻ります。(^ ^;)

--
_/_/ Satoru Matsumoto - openSUSE Member - Japan _/_/
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投稿者 xml-rpc : 2011年1月26日 15:27
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