2011年1月 6日

[ubuntu-jp:3274] Re: 電源

btmです。

(11/01/06 12:05), 鈴木 一 wrote:
> btmさん
>
> レスを有り難う御座います。
>
>> これは単純な話で、

>> Gnomeは初回起動時に設定ファイルがないと新しく作り直します。
>> 初期インストールの段階では通常では設定ファイルがありませんよね?
>
> ちょっと理解出来ません。
>
> ★GNOMEは初回起動時に設定ファイルが無いと作り出しますという下りですが初期
> 状態で存在しないファイルを何故、GNOMEが作り出すのでしょうか?存在しない
> ファイルのファイル名を変えると言うのは、話としてちょっとおかしな気がする
> のですが。
>

では、状態遷移をしっかり書きますね。

たとえば、僕のユーザ(ユーザ名: btm)を作成したとします。
ホームディレクトリは/home/btmとします。

1. ユーザ作成直後の状態
この段階ではGnomeは一度も起動されていません。
ですので、
/home/btm/.gnome2
というディレクトリは存在しません。
# もちろん、ユーザ作成時にデータをコピーする仕組みはありますが、
# 割愛します。

2. btmユーザでログインして、Gnomeを起動
Gnomeは起動時に、ユーザのホームディレクトリ内の.gnome2を探します。
しかしながら、1.の状態では/home/btm/.gnome2 は存在していません。
なので、Gnomeはこの段階で/home/btm/.gnome2 を作成して、
デフォルトの設定を作成します。
なぜなら、設定を保存する場所がないからです。

3. .gnome2をmvする
これは寺園さんが言っていた方法です。
mvをすると元のファイルは無くなります。つまり、
/home/btm/.gnome2.orig は存在する。
/home/btm/.gnome2 は存在しない。
となります。

4. もう一度btmユーザでログインして、Gnomeを起動
Gnomeは起動時に、ユーザのホームディレクトリ内の.gnome2を探します。
しかしながら、3.の状態では/home/btm/.gnome2 は存在していません。
Gnomeは/home/btm/.gnome2.orig の存在は知りません。
なので、Gnomeは再度 /home/btm/.gnome2 を作成します。

>> その状態と同じもの、つまり初期インストール段階に近い状態を
>> 設定ファイルの名前を変えてしまうことで作り出しているのです。
>> 寺園さんも
>
> この理屈でいえば
>
> mv .gnome2 .gnome2.orig 存在しない.gnome2を.gnome2.origへリネーム。以
> 下同様。
>

えっと、誰も存在しない.gnome2を.gnome2.origへリネームする
という話はしていません。
というわけで、完全なミスリードです。

> $ ls -a結果
>
> . .emacs.d .gstreamer-0.10 .xsession-errors
> .. .esd_auth .gtk-bookmarks .xsession-errors.old
> .ICEauthority .evolution .gvfs
> examples.desktop .anthy .fontconfig .local/local
> html .bash_history .gconf .mozilla ダウン
> ロード .bash_logout .gconf.orig .nautilus テンプ
> レート .bashrc .gconfd .profile デスク
> トップ .cache .gegl-0.0 .pulse ドキュ
> メント .compiz .gimp-2.6 .pulse-cookie ビデオ
> .config/ .gksu.lock .recently-used.xbel ピクチャ
> .config.orig/ .gnome2/ .sudo_as_admin_successful ミュージッ
> ク .dbus .gnome2.org/ .thumbnails 公開
> .dmrc .gnome2_private .update-notifier
>
> リネームしたものの全てがディレクトリでした。ディレクトリのリネーム+再起
> 動で新しいディレクトリと内部のファイルが出来上がるのでしょうか?
>
> 寺園さんのコメントを読みましても
>
>> 電源ボタンが見あたらなくなってしまうという現象ですが、GNOMEの設定ファ
>> イルの何かがおかしくなって、そうなってしまっているという可能性もありま
>> す。念のため、まず、
>>
>>   mv .gnome2 .gnome2.orig
>> mv .gnome_private .gnome2_private
>>
>>  を実行し、その後一旦ログアウト(できれば再起動)して、画面を試してみて
>> 下さい。但し、これを行うと、画面のカスタマイズなどの情報は元に戻りま
>> す。
>
> 再生すべきは設定ファイルになって居り、設定ファイルは無く、ディレクトリで
> す。この辺りをクリアにしないと、話がおかしくなり、まとまりません。大変恐
> 縮なのですが、ご教示宜しくお願い致します。
>

寺園さんが言っているのは存在している.gnome2を.gnome2.origに
名前を変更してくださいと言っています。
Gnomeを起動すると.gnome2が作成されるというのは先ほど説明しましたので、
寺園さんは.gnome2があるという前提でお話しているのです。

ちなみに、ここがミスリードの原因かもしれないのですが、
設定ファイルと言っているのは、ディレクトリの事を指しています。
一般的にですが、.gnome2のようなディレクトリの事を、
設定ディレクトリとはあまり言わないと思います。
普通は設定ファイルと言っています。
これは別に特定の理由があるわけではなく、
単なる慣習的なものだと思いますが。

>> ただ、闇雲に設定ファイルをリネームしているくせをつくると、
>> 問題を把握するのが困難になったりするので、あまりオススメはできません
>> が。
>
> これは良く分かりました。設定がきちんと生成されたら、再リネームして上書き
> すれば、良いのですね?
>

いいえ、違います。
そもそも再度リネームしてしまったら、
元の困った状態に戻ります。つまり、鈴木さんの例では、
電源ボタンが見えない状態です。

今回の現象では「消えたボタンを戻す方法」がわかるだけでいいのです。
例えば、Gnomeの画面をカスタマイズして使いやすくしたのに
たった一つのボタンが消えてしまっただけで、
一番最初の状態に戻してしまうと、もう一度カスタマイズが
必要になりますよね?
なので、それだったら「消えたボタンを戻す方法」のみを
追求したほうがいいという考えです。

僕の考えでは、設定ファイルをリネームするという行動は
最終手段ぐらいの考えがよいかと思います。
どうしても復旧できない!という時にのみ使うように
心がけるのがよいと思います。

ではでは。
--
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Taro Matsuzawa AKA btm
mail : btm@xxxxx
web page : http://d.hatena.ne.jp/smellman/
skype : smellman
proj: http://sourceforge.jp/projects/elecoma/
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投稿者 xml-rpc : 2011年1月 6日 21:38
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