2008年6月16日

[selinux-users:02118] Fwd: 第8回 The Linux FoundationJapan Symposium−7月9日(水) のご案内

海外です。

以下の通り、7月9日(水)に大手町KDDIホールにて、Linux/OSSの開発者を対象とした
The Linux Foundation Japan Symposium (第8回) が開催されます。

特に今回は、SELinuxのメンテナーでもある James Morris 氏 (Red Hat) と、
ネットワークレイヤへの SELinux 対応を行なった Paul Moore 氏 (HP) が
ゲストとして招聘されています。

また、日本からはNTTデータ 原田氏による TOMOYO Linux のメインライン化に
向けた活動についてお話がある予定です。

※ なお、講演・質疑応答には同時通訳が付きます
※ 入場等は無料です

特に今回は、SELinuxの概観や発展(例えば、使い勝手の向上など)を中心に、
予備知識の無い方にも全体像を掴んで頂けるような構成となっておりますので、
普段にも増してお勧めできる内容となっています。

両名の他にも、Andrew Morton氏、Thomas Gleixner氏という Linux 開発者コ
ミュニティでの大物が招聘されており、多くの来場が予想されます。
ご興味のある方は、早めの参加登録をお勧めします。

↓アナウンス文にはありませんが、参加登録はこちらから。
http://www.linux-foundation.jp/modules/eguide/event.php?eid=10

では。

=== 2008年7月9日(水) 第8回 The Linux Foundation Japan Symposium ===

The Linux Foundationは、Linuxへの関心を高め、Linuxの成長を促進することを
目的に活動しています。この活動の一環として、国外から Linux/OSS関連システム
開発コミュニティのリーダーを招聘し、日本のソフトウェア技術者向けのイベント
「The Linux Foundation Japan Symposium」を定期的に開催しています。


第8回 The Linux Foundation Japan Symposium
日 時 2008年7月9日(水曜日)9時30分 〜 17時30分(9時00分受付開始)
場 所 大手町KDDIホール    
    http://www.kddihall.co.jp/info.html
    東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル2F Tel.03-3243-9301

テーマ The Latest Kernel and Security

参加費 無料 (事前登録制)
定 員 150名(定員となり次第 受付終了)
対 象 Linux に関心があるソフトウェア開発者、 オープンソースのソフトウェア開発
に貢献したい開発者

プログラムの内容は変更されることがあります。
プレゼンテーションの内容については事前にこのWEBページにてダウンロードできる
ようにする予定です。

** 申込みフォーム内に講演者への事前質問の欄を作りました。戴いた質問は、事前に
講演者に渡し、講演やその後のQ/Aの参考にさせて戴きます。質問は、セミナーの1週間
前まで受付ける予定です。**

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1. 9:30- 9:40 Opening Remark
2. 9:40-10:40 The Completely Fair Scheduler ---- Thomas Gleixner (linutronix)

CFS(Compeletely Fair Scheduler)は、カーネル2.5以来ずっとLinuxのCPU資源の管理を
担ってきたO(1)スケジューラーを置き換え、カーネル2.6.23に組み込まれました。

CFS と言う言い方自体、実は、この新しいプロセススケジューラーが持つ機能全体を表
現してはいません。たしかに、公平性(fairness)の部分は、O (1)スケジューラーの不足
機能として最も注意を惹きやすいところですし、また、CFSは、O(1)スケジューラーを拡
張した発見的手法であり、完全な応答性と公平性を実現しています。

今回の講演では、この新しいスケジューラーの基本概念を説明し、さらに、いろいろな
機能拡張についても詳説します。
資料: 準備中

3. 10:40-10:50 Coffee Break

4. 10:50-11:50 The Recent Kernel Updates(仮) ---- Andrew Morton (Google)

Linuxカーネルの最新状況に関して簡単に状況報告をした後、できるだけ多くの時間を質
問時間に充てます。

最初に、Linuxユーザの観点から、Linuxを使う際の質問、問題点指摘を募ります。次
に、Linux開発チームを管轄するマネジャーの観点からの質問、コメントを募ります。最
後に、カーネル開発に関して自由に討議する時間を取ります。
資料: 準備中

5. 11:50-13:00 Lunch Break

6. 13:00-14:00 SELinux Project Overview ---- James Morris (Red Hat)

Linux のセキュリティ強化を目差すSELinuxプロジェクトは、強制アクセス制御
(Mandatory Access Control:MAC)をLinuxに作りこみました。広範なセキュリティ要件に
合致するように設計されたSELinuxは、広く利用されているOSとしては、初めてMACセ
キュリティを実現したものと言えます。

SELinuxプロジェクトは、セキュリティの実現に向けたオープンな共同開発作業が、いか
に従来のやり方では達成できないような技術革新をもたらしたかを示す実例です。当初
は複雑過ぎるという問題もありましたが、 SELinuxは最近、急速に進化しており、使い
勝手の改善や、機能の強化がなされています。

今回の講演では、プロジェクトの概観、動作原理、設計目標、今後のマイルストーンな
どを説明します。最近の開発成果と継続中の開発にも触れます。本講演の目的は、
SELinuxがいろいろなセキュリティ目標実現のために利用できることを理解して頂くこと
にあります。
資料: 準備中

7. 14:00-14:10 Break

8. 14:10-15:10 Introduction to Labeled Networking on Linux ---- Paul Moore (HP)

最新のLinuxでは、SELinuxやSmackというようなLSM(Linux Security Module)を活用した
セキュリティ機能が具わっています。これらのLSMは、OS環境の全ての側面に渡り、それ
らのセキュリティポリシーやアクセス制御にLabeled Securityと呼ばれる概念を適用し
ています。Labeled Networkingは、Labeled Securityの概念のネットワークレイヤーへ
の拡張であり、セキュリティラベルに基づくネットワークのアクセス制御を実現する技
術です。

本講演では、Labeled Networkingの導入説明、Linuxカーネルにおけるいろいろな
Labeled Networkingの説明、さらに、それらのおのおのがなぜ重要なのかを解説しま
す。現在のLabeled Networkingの機能および現在開発中の状況にも触れます。最後に、
Labeled Networkingに影響を与える協調や標準化の状況を示し、それらがLinuxに与える
影響について注意喚起します。
資料: 準備中

9. 15:10-15:20 Coffee Break

10. 15:20-16:20 Realities of Mainlining - Case of the TOMOYO Linux Project ---
原田季栄(NTT Data)
TOMOYO Linuxのメインライン化の道のりについて、どう考えて、何を行い、どう感じた
かを「失敗体験を含めて」共有し、参加者の皆さんの参考にしていただきたいと思います。
資料: 準備中

11. 16:20-16:30 Break

12. 16:30-17:30 Panel Discussion:Procedure and Tools for Kernel Development
(仮) ---Andrew Morton、Thomas Gleixner、柴田次一(NEC)
カーネル開発の作法、道具について、最近の状況・変化の様子を紹介していただきます。

13. 17:30-17:35 Closing Remark

--
OSS Platform Development Division, NEC
KaiGai Kohei <kaigai@xxxxx>


投稿者 xml-rpc : 2008年6月16日 15:13
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