2012年5月22日

[postfix-jp: 4144] Re:DNS に MX レコードを記述する理由について

こんにちは。

In message <CAJXSL-ECuk6oZFz-WuGSNfMLxKVe4pMgQp6P8MPQExQRyqekow@xxxxx>
on Tue, 22 May 2012 02:52:10 +0900,
Yoshito Takeuchi <kinchan@xxxxx> wrote:
> DNS で
>
> @ A IPアドレス

>
> と設定されていれば、
> example@xxxxx 宛のメールは MX レコードが記述されていなくても A
> レコードから IP アドレスを得て配送されるようです。
> 「ようです」と書いたのは、postfix はそのような振る舞いをするようです
> が、世の中には MX レコードが無いと配送しない MTA も
> あるかもしれないと思ったからです。
> もしそうでないなら、MX レコードを書かなくてもメールは常に配送されるこ
> とになります。
この辺りの仕様というか規格は古くは RFC974 "Mail routing and the domain
system"が規定しています。そして、その内容は RFC1123 "Requirements for
Internet Hosts -- Application and Support"で補足され、RFC2821 (SMTP)に
引き継がれ、さらに RFC5321 がRFC2821を引き継いでいます。要は、

1. 電子メールの送り先はドメイン部の MX レコード見てね。
2. もしMXレコードがなかったら、ドメイン部をホストなMXが1個あったことに
してね。

ということになります。(MXのpreferenceとかについては省略)

> 質問(1)
>
> 「MX レコードが無くても、A レコードから IP アドレスが引ける場合、メー
> ルが配送される動作は全く正しいものであり、postfix
> などの MTA が良きに計らっているわけではない。」
> は、正しいでしょうか?ご教示願います。
2.の結果ですので、MTAが勝手に気を利かせているわけではありません。でも、
MXがなかったからAレコードというわけではありません。あくまでも配送先の
決定は明示的にしろ暗黙にしろ、MXレコードに基づいているわけです。

なお現状として「MXを探す」という動作は必ず行いますので、Aレコードだけ
登録していると余分なDNSのトラフィックを発生することになります。(いくら
かはネガティブキャッシュで抑制されるかもしれませんが。)

従って、Aレコードだけで配送されるように見えることに依存せずに、適切な
MXレコードを登録するのが Internet の良き参加者として行うべき振る舞い、
ということになりますかな。

--
神戸 隆博 (かんべ たかひろ) at 仕事場

_______________________________________________
Postfix-jp-list mailing list
Postfix-jp-list@xxxxx
http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/postfix-jp-list


投稿者 xml-rpc : 2012年5月22日 12:25
役に立ちました?:
過去のフィードバック 平均:(0) 総合:(0) 投票回数:(0)
本記事へのTrackback: http://hoop.euqset.org/blog/mt-tb2006.cgi/110593
トラックバック
コメント
コメントする




画像の中に見える文字を入力してください。