2010年10月14日

[openoffice:12094] The Document Foundationの目指すもの

こんばんは。Yです。

The Document Foundation(TDF)が一体何を目指していて、そもそもOOoとどのよ
うな関係なのかが分かりにくい部分があったかと思うのですが、そのTDFが今後
10年で目指すもののマニフェストを発表しました。
強引に一言にまとめると、「TDFはOOoのますますの発展を目指します。」という
ことになります。

マニフェストの日本語参考訳を作りましたので、良ければご覧ください。
http://oooug.jp/sns/?m=diary&a=page_detail&target_c_diary_id=623


※メールで完結したい方のために、以下に文章も貼り付けておきます。
(けっこう意訳していますが、本来の意図は曲げていない…はず。)

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原文 http://wiki.documentfoundation.org/TDF/Next_Decade_Manifesto

これからの10年に向けた決意表明(マニフェスト)

この10年間、OpenOffice.orgコミュニティはオープンソースのオフィススイート
を開発し、サポートし、そして世界に広めてきました。そして、何万という人々
や法人にサポーターとして協力していただきました。
皆様にはこれからの新しい時代も、独立した財団法人となった我々を応援してい
ただけるようここにお願いする次第です。

■私たちの目指すもの
●我々が実現すること
・21世紀を生きる全ての人々が、貧富に関係なく等しくオフィスソフトを扱える
 ようにすることで、現代社会におけるデジタルディバイドを撲滅します。
・我々の提供するソフト、文書等を皆さんの母国語に翻訳してもらうことで、言
 葉の多様性を守っていきます。
・オープンな規格に則ったファイル形式で文書を作成することで、皆さんの知的
 財産を未来に渡って守れるようにします。(訳注:「過去に作った文書が、今
 はもう開けないファイルになってしまった!」というような状況を回避します。)
・透明性が確保された上で、多数のプログラマのレビューを経てリリースされる
 という洗練されたソフトウェア開発プロセスを実現します。

●私たちがしないこと
・独占的な企業によるデファクトスタンダードと化したオフィススイートを造り
 出すことで、経済的弱者を排除したり、何をするにもまずソフトの購入が必要
 になるようなことはしません。
・じわじわと特定の言語をコンピュータの世界の標準語として浸透させ、何かを
 表現しようとするときにはまずその言語を扱えるようにならなければならない、
 というような状況は目指しません。
・文書フォーマットを商用にしません。ドキュメントというものは、ソフトウェ
 ア会社でなく、それを作った個人個人のものです。(訳注:自分の作った文書
 を開くために、ライセンス料を払って何かを使わなければならないという状況
 を打破するということ。)
・バグを隠し、品質もよろしくない状態でリリースするような、不透明で排他的
 な開発プロセスにはしません。

■私たちのやり方
上記の方針を実現するために、私たちは以下のような進め方をします。
・私たちの活動拠点は、独立し、民主的な自治のできる財団になります。
・財団の方針に賛同し、活動に協力してくださる全ての個人が加入できるような
 オープンな組織になります。
・会社組織の参加も歓迎です。例えば、コミュニティ活動に勤しむ個人に対して
 金銭的支援をするとか。
本財団は、コミュニティのために資産を保有し、金銭の勘定を行い、法的手続き
を行う非営利組織ということです。

--
Y(Yosuke Kato) http://ooo-y.jp/
http://twitter.com/yosuke_kato
OpenOffice.org Users Group Japan
http://oooug.jp/


MLホームページ: http://www.freeml.com/openoffice

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ゆるくて新しい農場ライフ♪ベジモンたちが待ってるよ!
http://ad.freeml.com/cgi-bin/sa.cgi?id=fXZK3
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投稿者 xml-rpc : 2010年10月14日 00:22
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