2009年12月16日

[linux-users:108355] Re: [linux-users:108352] Re: google日本語入力はイケている。

またまた、じつに正しい内容。
論理性もすばらしく、どなたかは知りませんが、
とても優秀な方とお見受けします。 > Mori様。

なんか、タイトルとまったく話が違う方向に流れて恐縮です > All。
このMLって、タイトル途中変更アリだっけ?

あと、わたしは、

コミュニティモデル=オープンな環境の中で、凡人の協力を薄く広く集めること。
と定義してますし、
もっといえば、
「ちりも積もれば山となる」をコミュニティモデルとしています。


で、本題ですが、
ようは、貴殿の言うことそのままなんですよ。

>
> オープンソースとコミュニティモデルから、日本のローカルマーケットで新しいビ
> ジネスを作り出すということがテーマなら、それはそれで適切なコミュニティで適
> 切な議論を提起する必要があると思います。新しいビジネスということであれば、
> 議論をリードする気持ちが必要でしょうし、リスクを取る覚悟や資金力も必要だと
> 思います。楽に商売のネタが転がっているわけではないと思いますが、頑張ってく
> ださい。
>

これです、これ。
既存コミュニティだの、(従来型の)コミュニティモデルだのは、
結局、オタク族の馴れ合いにすぎないんです。
それが悪いとは思いませんが、
そこから新しい何かが生まれることはない。
それは、この10年間の歴史が雄弁に物語っています。

もっと具体的にいえば、
たとえば、某横浜系の奇跡的な会社の業績はどうですか?
神がかり的なバックを持っているにもかかわらず、
業績はぱっとしませんが。

それ以外ですと、初心者ですが、OSSします!みたいな社名の
ところはどうですか?
あそこはそれなりに回っていて、ご同慶の至りですが、
躍進のきっかけは、ようはVMWareの代理店、、、ではありませんが、
ようはそんな感じの商売に転換したからですよね。
そのどこが、(今までの文脈での)コミュニティモデル?
セミナーを営業の切り口に製品を売ってく代理店、VARなんて
80年代も山ほどありましたが。

え?お前のところのクソ会社はどうだって?
単なるゴミ零細下請け業、ようはIT便利屋。
この惨状に比べれば、
たとえ所詮は代理店業としても、
M原氏なんてよくやってるとおもいますよ。

ようは、(いままでの文脈での)コミュニティモデルなどゴミ。

ようは、やはり、コミュニティモデルをやるならやるで、
新しい方向性を打ち出してくしかないんだろうな、とおもいます。
それは、新コミュニティモデルみたいなものかもしれませんし、
まったく別のものかもしれませんが、
いずれにせよ、いままでの延長線上では
所詮はオタクの馴れ合いと褒め殺しに過ぎず、
なにかを生むことは決してない。


わたしは、いまのオタクコミュニティが
何かを生んだ、または生む、
という意見には、
「おまえら、ふざけんのもいい加減にしろ」
と思いっきりいっておきますが、
しかし、
オタクコミュニティなんかに期待せず、
勝手に自分でなんか作れば?
という貴殿のような意見には、非常に賛成できますね。


ちなみに、
「アップストリームのML、コミュニティ」とかの方向性ですが、
これもひとつ、私にとっては、
今までの文脈におけるコミュニティ(=オタクの飲み会)は
ダメだな、という根拠のひとつです。
というのは、たとえば、LKMLとかでもそうですし、
日本のRuby や Anthy でもそうなんですが、
結局、やる人とやらない人にくっきり分かれている。
たとえば、Debian-JPですと、
一部のActiveなDD(Debian用語で、認定開発者、といったニュアンス。)
がもう100%に近いんですよ。
具体的にいうと、U川氏やY根氏といった「やる人」と、それ以外の教えてクン。
この二つにはっきりと分かれている。
ほかのコミュニティでも同じ。
ぜんぜん、ちりも積もれば山となる、になってない。
U川氏やY根氏ががんばれば山となる、というのが現実。
ちなみに、DDの飲み会に参加させてもらったこともありますが、
そこでのDD同士でのヲタトークは、実に生産的なヲタトークだった。
まったく理解できなかったけど・・・。

こういった経験からわかったのは、
オープンなコミュニティとは、
次世代のU川氏やY根氏を発掘するスカウトの場としては
まったくの無意味じゃないかもしれないが、
すくなくとも、そこに集まってくる「その他大勢」
など、何にも期待すべきじゃない、ということ。
あくまで、使えるのはU川氏やY根氏であって、それ以外はゴミ。

そもそもですね、
冷静に考えれば、
ソフト開発のように、個人の能力差が非常に多きい業種において、
「ちりも積もれば」なんてのが存在するわけがないんですよ。
一般社会の平均以上に、この世界はチリはチリ、ゴミはゴミ。
よって、
特異的な才能を持つ個人を発掘する場としての
コミュニティ、というならともかく、
「ちりも積もれば」には決してならない。

長々と独演会をして恐縮ですが、
「新コミュニティモデルを目指すしかない」
というご提案、まさに正しい、とおもいます。

有限会社デジタルインフラ 岡島 純
http://www.digitalinfra.co.jp/
http://www.secureclick.jp/
http://www.chromium.jp/


2009年12月15日12:54 Eigo Mori <eigom@xxxxx>:
>
>> > わたしが何年もかけて理解してきたのは、
>> > いわゆる「コミュニティモデル」などない、ってこと。
>> > むかしは、何かにつながるのかな、とおもってオフ会とかも
>> > 行ってたんですが、いまは行かない。
>> > 結局、コミュニティモデルなんてオタクの飲み会に過ぎないですし、
>> > そこからは何も生まれない。
>> >
>> > Linux系のオフ会とは、
>> > Linuxすごーい、と根拠もなく
>> > お互いに幻想を褒めごろしているだけの場ですし、
>> > Linux系のMLもそれに同じ。
>> >
>> > そして、その幻想を打ち砕く行為はタブー。
>> >
>> > わたしは、べつにオタクの飲み会が悪いとはまったく思っていないので、
>> > やりたきゃどうぞ。まあがんばってね、という感じですが、
>> > ただ、コミュニティモデルが何かを生み出す、というのは、
>> > 一部マスコミなどが振りまいた神話に過ぎなかったな、
>> > と思っています。
>
> 何年もかけた結論としては寂しく思うので、余計かもしれませんがもう少しだけ。
>
> オープンソースコミュニティはさまざまなコミュニティの集合体なのではないで
> しょうか。「オタクの飲み会」はオープンソースを取り巻くコミュニティの一つの
> 形であり、大切なものだとは思いますが、「コミュニティモデルとはオタクの飲み
> 会に過ぎない」という大胆な結論に至る推論の過程が自明なものとは思えません。
>
> ご指摘のマスコミが振りまいたコミュニティモデルの神話が何を指すのか、はっき
> りはわかりませんが、少なくとも「日本のオタクの飲み会が何かを生み出すことが
> オープンソースのコミュニティモデルのエッセンスである」という主張を見たこと
> はありません。
>
> 大型のオープンソースプロジェクトのコアは、インターネット上に形成されたグ
> ローバルなコミュニティであり、コミュニティモデル自体について評価されるな
> ら、「オタクの飲み会」ではなくアップストリームのMLなどに参加された上で結論
> されるべきではないのでしょうか。
>
> #俳句や華道なら日本でのアクティビティがコアなのでしょうけど。。。
>
> 私自身は幸運なことにオープンソースコミュニティと密接に関わる形で仕事をして
> います。その分野で名の知れた開発者たちと一緒にプロジェクトを進めています
> が、やっぱりすごいなって思いますよ。アップストリームのコミュニティから産み
> 出されるソフトウェアは十分注目に値すると思いますし、そこに貢献しながら仕事
> を進めていくのは悪いモデルじゃないと思ってます。
>
> ちなみに日本のオタク文化はそれはそれで日本人としての私の誇りですけどね。オ
> タクなオフ会もぜひ続けていって欲しい。:)
>
> オープンソースとコミュニティモデルから、日本のローカルマーケットで新しいビ
> ジネスを作り出すということがテーマなら、それはそれで適切なコミュニティで適
> 切な議論を提起する必要があると思います。新しいビジネスということであれば、
> 議論をリードする気持ちが必要でしょうし、リスクを取る覚悟や資金力も必要だと
> 思います。楽に商売のネタが転がっているわけではないと思いますが、頑張ってく
> ださい。
>
> Regards,
> Eigo Mori
>
>
>

投稿者 xml-rpc : 2009年12月16日 15:26
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