2008年4月12日

[linux-users:108002] ATOK X3 for Linuxの親指シフト化

野口@清澄白河です。

ATOK X3 for Linuxに付属するiiimf(trunk r3104)にパッチを施して、
親指シフト(NOCOLA)での入力を可能とするRPMパッケージを作成しました。

「LinuxのATOK X3で親指シフトをしたい」という条件に合致する方は、
ぜひお試しください。

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▼概要
ATOK X3 for Linuxで親指シフト入力を可能にします。
# [linux-users:105864]で投稿したものをアップデートした版となります。

ATOK付属のiiimfのtarballを読むに、key_releaseイベントへの対応がなされた
ように見えた(*1)ため、同時打鍵判定にきちんと対応した親指シフト入力が可能と
なると考え(*2)、今回のアップデートとなりました。

(*1)
実際の所、iiimfのr3104では "IIIMD_KEY_RELEASE_DISABLE=" という環境変数が
固定でputenvされているため、正式にはkey_releaseイベントへの対応はなされて
いないようです。
iiimgcfのとある箇所にこの環境変数が設定されているか否かを判定する処理が
存在したため、そのチェックを無効化して、key_releaseイベントを適切に処理する
ようロジックを追加して対応させています。

なお、最新のiiimfのtrunk [1] を見る限り、そのロジックはコメントアウトされて
いるので、次のATOKではそこに対するパッチは行わなくても大丈夫かな?と思ったり。
[1] http://svn.openi18n.org:8081/repos/im-sdk/trunk/iiimxcf/htt_xbe/src/watchdog.c

(*2)
前回のパッチはkey_pressイベント時に無理矢理キーコードを発生させていたため、
トリッキーな同時打鍵判定を行っています。

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▼パッケージ(RPM)の作成手順と設定手順
以下のページに手順をまとめています。

http://www.org3.net/tech_notes/nicola_x3.html

RPMも作成していますので、ソースからコンパイルすることと比較すれば敷居は低い
かも?とは思います。

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▼動作確認環境
- Vine Linux 4.2
gcc 4.0.2でコンパイルしました。
Vine標準の gcc 3.3.6だとconfigureでエラー(*3)となるため。

*3) 「missing terminating " character」と出る

--
NOGUCHI Shoji <ng@xxxxx>
fpr = 231A C329 780F 9DA5 D092 CEBD 0D9F 4294 EB13 A205
uri = http://jpng.jp/


投稿者 xml-rpc : 2008年4月12日 21:50
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